夏季合宿
毎年夏に行われる九重合宿について
日程(7月3日更新)
活動内容
2020年度の夏合宿(国際日本語ディベート合宿講座)はオンラインで開催します。日本語を使ってディベートを学びながら交流を図る企画です。日本語でコミュニケーションができればディベート経験は問いません。
QDCは、九州大学ディベートクラブ(Q-Shu university Debate Club)の略称で、2003年5月7日に設立されたサークルです。日本語による準備型での、「政策ディベート」の技術習得・向上と、それを通じて論理的思考力やコミュニケーション能力、批判的思考力など様々なスキルを身に付けることを目的にしています。
ある論題(例えば、「日本は死刑制度を廃止すべきである。是か非か」)の是非について、それに賛成する肯定側と反対する否定側の2チームに分かれてそれぞれ主張し、どちらがより第三者を納得させられたかを競う競技です。QDCでは主に政治問題をテーマとして扱い、事前に準備をしてから試合に臨む形式の政策ディベートを行っています。
ディベートは、高度な情報処理能力や論理的思考力、批判的思考力、スピーチ能力が必要とされることから、「知の格闘技」と言われます。そのため、小難しくて敷居が高いとか、ガリ勉メガネくんが早口で屁理屈をまくし立てている競技、といったイメージを持たれることがあります。しかし、実際にはそのようなことはありません。グループで和気あいあいと論題に対して調べ、話し合いながら、時事・社会問題などについて自分の頭でじっくりと考え、自分の言葉で論理的に文章を書き、そして人前で話すスキルを身につけることを目的としています。
魅力
ディベートでは肯定側と否定側両方の立場から物事を考えます。そのため、普段の自分の考え方とは違う広い視野を持つことができるようになります。例えば2つの選択肢のどちらかを選ばなければならない際、両方の立場から検討することで、選ぶ答えは同じだとしてもより良い選択になると思います。
また、普段は考えないことをさまざまな立場で考え、異なる考え方をする人を説得しなければならないため、他者について理解を深めることにもつながります。
ディベートは基本的にチーム戦なので、皆でひとつの主張、理論を作り上げていきます。仲間と準備し、話し合い、練り上げた主張がうまくできあがったとき、試合でみんなで一貫した主張ができたときの嬉しさはディベートならではのものだと思います。
日時等は相談の上決定(2020年)
伊都キャンパス
ディベートの勉強会や模擬ディベート練習をします。
大会前になると、大会のための準備を行います。
国際日本語ディベート講座(夏合宿)
伊都キャンパス/九大課外施設
毎年4~5日間の日程で、海外で日本語を学習していて、ディベート教育を取り入れている大学の学生の方々を九州大学に招き、日本語ディベートのワークショップ、国際交流を行っています。2019年度は8月28日-9月1日の日程で、大分県九重町の「九大山の家」で開催しました。2020年度はオンラインで開催します。